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「君のドルチェ＆ガッバーナのその香水のせいだよ」昨年この歌が大流行したのは、このフレーズに共感出来る人が多かったからではないでしょうか。
香りは、人の記憶に残りやすいもの。
「もう忘れた」「過去のこと」と思っていても、当時の香りを嗅ぐと一瞬にして記憶が蘇ることは、誰もが一度は経験があることなのではないでしょうか。
こちらでは、元カノの匂いに縛られている男性が元カノのことを思い出す瞬間や、香りを思い出す心理、元カノを忘れさせるためにすべきことを解説しています。
「元カノと比べられている気がする…。」「彼氏が、まだ元カノのことが気になっている感じがする…。」などという、しんどい気持ちを抱えている人も、ぜひ参考にしてみてくださいね。
彼氏が元カノを思い出す瞬間
元カノの名前を聞いた
「女の恋は上書き保存、男の恋は名前を付けて保存」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
これは言い換えると、「女は新しい恋をすると昔の男を忘れるけど、男は新しい恋をしても昔の女を忘れられない」という意味です。
一般的に男性は、元々の脳の作りからして、女性に比べてズルズルと未練を引きずりがちな生き物なのです。
そんな男性が、元カノを思い出す瞬間の一つに、「元カノの名前を聞いたとき」が挙げられます。
例えば、今カノと話をしている時に、元カノの話が出たときや、テレビに、たまたま元カノと同じ名前の芸能人が出ているのを見たとき、飲食店で順番待ちをしている時に「２名でお待ちの○○様～！」などと、元カノと同じ苗字の名前が呼ばれたときなど。
日常の一コマの、本当にふとした瞬間に元カノの名前を耳にすることがあったら、つい頭の中に浮かんでしまうのです。
元カノと同じ香りを嗅いだ
香りで元カノを思い出してしまうことは、良くあることでしょう。
視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚…。
５感の中で、「嗅覚」つまり匂いは最後まで人の記憶に残ると言われています。
ある香りを嗅いだ時に、もう何年も前の当時の記憶が鮮明によみがえった経験が、アナタにもあるかもしれません。
元カノがつけていた香水。
使っていたシャンプー。
洗剤や柔軟剤とも混ざりあった体臭。
ふとした瞬間に、元カノと同じ香りを嗅ぐことがあったら、本人としては思い出す気はなくても、体が勝手に思い出してしまうでしょう。
元カノと一緒に行った場所に行ったとき、思い出の場所を通ったとき
彼氏が元カノを思い出す瞬間に多いのは、「元カノと一緒に行った場所に行った」ときでしょう。
元カノと一緒に旅行で訪れた観光地や、一緒にゴハンを食べたレストラン、よく二人で行っていたショッピングモールなど…特に元カノとの思い出がある場所に行く機会があった場合には、無意識に思い出してしまい、つい元カノのことを考えてしまうことは、よくあることです。
また、元カノと付き合っていた時に乗っていた路線に乗った時や、ドライブしていた道を通った時なども、思い出す場合が多いでしょう。
元カノと別れてしばらく経ち、新しい彼女が出来て上手く行っている時も、「恋に名前を付けて保存（し詳しくは前項をご覧ください）」している男性は、どうしても当時のことを思い出してしまうのです。
一緒に聞いていた曲を聴いた
男性が元カノを思い出す瞬間には、「一緒に聞いていた曲を聴いたとき」も挙げられるでしょう。
例えば、付き合っていた当時に流行っていた曲、カラオケでよく元カノが歌っていた曲、ドライブデートをしている時に良く流していた曲など、ふとした瞬間に、当時元カノと一緒に聞いていた曲が耳に入ってくると、当時のことを思い出してしまう人は少なくないでしょう。
音楽には、人の心を動かす力が宿っています。
特に、「二人の思い出の曲」「二人のテーマソング的な曲」などと言った、思い入れの強い曲を耳にすると、当時の記憶とセットで記憶が蘇ってくるのです。
（余談ですが、筆者の思い出の曲はゆずの「虹」。報われない辛い恋をしていた当時、彼に会いに行く車の中で良く聞いていました。曲自体は希望溢れるステキな曲ですが、今でも聞くと当時の切ない記憶が蘇ります。）
元カノの匂いで彼女を思い出すのは本能的な行動
プルースト効果の法則
元カノの匂いを嗅いで思い出すのは、「プルーストの法則」が働いているからだと言えます。
「プルーストの法則」とは、フランスの作家、マルセル・プルーストの「失われた時を求めて」という小説から生まれました。
小説のなかで「主人公がマドレーヌを紅茶に浸した瞬間、幼少期を思い出す」という描写があり、それがのちに「プルースト効果」と呼ばれるようになったのです。
「別に君を求めてないけど 横にいられると思い出す 君のドルチェ＆ガッバーナのその香水のせいだよ」きっと皆さんもよく知っているであろう、あの大ヒットした瑛太の歌う「香水」。
まさに「プルースト効果」のことを歌っていたんですね。
嗅覚はもっとも原始的で本能的な感覚
私たち人間には「五感」が備わっています。
目、耳、鼻、舌、肌…。
意識している人はほとんどいないでしょうが、私たちはこの５つの部位を使って、目の前に起きていることを把握しているのです。
中でも嗅覚は、もっとも原始的で本能的な感覚だと言われています。
その昔、まだ人間が動物に近かったころ、獲物の匂いを嗅ぎ分けて狩りをしたり、敵の匂いを察知して身を守ったりしていました。
また、生まれたばかりの赤ちゃんは、まだよく目が見えませんので、匂いでおっぱいの場所を探す、と言われています。
それは、嗅覚は他の感覚とは違って、脳の記憶を司る場所にダイレクトに信号を送ることができる、特別な感覚であることも関係しているでしょう。
簡単に言うと、嗅覚は記憶に直結している感覚だと言えます。
そのため、ずっと昔に嗅いだ匂いだとしても、再びその匂いを嗅ぐと、一瞬で思い出すのです。
元カノと同じ匂いの香水や柔軟剤を嗅ぐと、思い出しやすい
嗅覚は、五感の中でも特別な感覚で、最後まで記憶に残りやすいのが「匂い」であると、前項でも述べました。
特に、毎日のように嗅いでいた匂いや、印象的だった匂いなど、インパクトが強ければ強いほど、記憶されやすいです。
ですから元カノの匂いを嗅いで、元カノのことを思い出すのは、仕方がないことかもしれません。
付き合っていれば、しょっちゅうデートで一緒に過ごすでしょうし、友達や家族よりももっと近い距離で、相手の匂いを感じていたわけですから。
例えば元カノが使っていた香水や柔軟剤の匂いを、ふとした瞬間に嗅ぐことがあったら、別に思い出したいわけでも、相手に未練があるわけじゃなくても、思い出してしまうでしょう。
香水や柔軟剤は香りの中でも結構「強い」部類に入ります。
ドルチェ＆ガッバーナじゃないですが、元カノがディオールやシャネルなどの有名な銘柄の香水を使っていたり、「ダウニー」などの、香りがしっかりついた海外の柔軟剤を使っていた場合には、別れた後も同じ匂いを嗅ぐ可能性が高く、思い出しやすくもなるでしょう。
嗅覚は意図せずに過去の記憶を引き起こす
嗅覚は、他の感覚とは脳への伝わり方が違います。
「ニューロン」「シナプス」と言う言葉を、アナタは覚えているでしょうか。
学校の授業で習いましたよね。
「ニューロン」は、情報処理と情報伝達に特化した神経細胞のことで、「シナプス」はニューロンとニューロンを繋ぐ接合部分です。
五感で刺激を受けると、「ニューロン」と「シナプス」を経由して、一旦は大脳新皮質に伝えられた後、大脳辺縁系に情報が伝わる仕組みになっているのです。
しかし、五感の中で唯一、嗅覚だけは、嗅ぐとダイレクト大脳辺縁系に伝わるようになっています。
匂いの粒が鼻の粘膜にある嗅細胞でキャッチされると、嗅神経に伝わり、匂い情報を嗅球でまとめて、脳に直接おくる仕組みになっているのです。
そのため、言い換えると「嗅覚は記憶と直結している感覚」と言われています。
匂いはいつまでも記憶に残りやすく、また、意図せずに過去の記憶を引き起こすのです。
元カノを思い出す香り
元カノと同じシャンプーだったり、髪の香り
元カノを思い出す香りには、「髪の香り」が挙げられます。
恋人同士は、家族や友達に比べ圧倒的に物理的距離が近いもの。
スキンシップをしたときに、相手の匂いをダイレクトに感じるので、香りをより強く、記憶にインプットされるのです。
特にシャンプーやヘアミストがふんわりと香る女性の髪の毛の匂いは、男性にとって、「自分とは違ういい香り」で、何度も積極的に嗅ごうとする傾向があります。
多くの男性の頭の匂いは、汗臭かったり、油っぽかったり、加齢臭がしたりして、あまりいい匂いではありませんから、余計に女性の髪の毛のいい匂いを嗅ぎたいのです。
そのため、元カノの髪の毛の匂いを完璧に記憶し、何年経ったあとでも、同じ匂いを嗅ぐ機会があると、思い出してしまうのでしょう。
元カノの使っていた香水やボディクリームと同じ系統の香り
元カノを思い出す香りの代表的な香りとして、「香水」「ボディクリーム」が挙げられます。
元カノの愛用していた香水やボディクリームと同じ匂い、もしくは同じ系統の匂いでも、時を経た現在に嗅ぐ機会があったら、一瞬にして当時の元カノとの思い出を思い出してしまうでしょう。
まず、有名ブランドの人気の香水は、リニューアルして香りが新しくなることがあっても、香りの種類、系統までは変わりません。
（例えば、ディオールの有名な香水「ミス・ディオール」は今までにリニューアルしたり、限定の香りを出したりしていますが、本来の「ミス・ディオール」の香りが消えることはありません。）
そのため、もう何年も、場合によっては何十年前の元カノの香りであっても、現在も普通に、あらゆる場所で嗅ぐ機会があるのです。
また、ボディークリームの場合は、フローラル系、ローズ系、ハーブ系、バニラ系など、どのブランドでもある程度香りは限定されていますから、元カノが好んで使っていたのと同じ系統の香りを嗅ぐ機会は日常生活でも少なくないでしょう。
二人で行った思い出の場所（カフェ・レストラン・ホテルなど）の香り
元カノを思い出す香りに、「思い出の場所の香り」も挙げられるでしょう。
カフェ、レストラン、雑貨屋さん、ホテルなど…場所にも、匂いはあります。
一度行ったくらいでは、相当インパクトのある香りじゃない限り（例えばお香の香りが充満する、インド雑貨のお店とか）記憶に残ることはありませんが、何度も足を運んだ思い出の場所の匂いは、体に、記憶に染み付いて、何年経っても忘れることはないのです。
例えば、元カノと良く二人で通っていたカフェやレストラン、デートの度に使っていたホテル、一緒に行ったショッピングモールなど、元カノとの思い出の場所に再び行くことがあったら、それまでは忘れていたとしても、瞬時に思い出してしまうことがあるでしょう。
車の香り、車に残る香りが元カノと一緒
元カノを思い出す香りの一つに、「車の香り」も挙げられるでしょう。
車の中は密室になりますから、意外と乗る人によって、匂いが違ってくるもの。
そして、車の匂いは結構ハッキリと強くわかりやすいため、記憶にも残りやすいのです。
車の匂いや、芳香剤の匂いなど、元カノの乗っていた車の匂いと似ていたり、元カノが自分の車に乗っていて、降りた時に残った香りが、今の彼女と似ていたりする場合にも、思い出すことがあるでしょう。
パジャマや服など、元カノのファブリックと同じ匂いを嗅いだ時
服にはその人の体臭がつきやすいです。
そして、服の匂いは同じ洗剤・柔軟剤で衣服を洗っていたとしても、その人の体臭と混ざり合うと、その人オリジナルの匂いになるものです。
パジャマや服など、元カノのファブリックと同じ匂いを嗅ぐことがあった時、思わず元カノのことを思い出してしまうことがあるでしょう。
恋人どうしなら当然、抱き合ったりスキンシップをとるときに、恋人の服の匂いを自然に嗅いでいるはず。
そして、その匂いを「安心する」「落ち着く」と感じる人も少なくないでしょう。
また、「匂いが好きな人は、細胞レベルで相性が良い人」とも言われるように、香りで恋をしている場合もあります。
大好きだった人の匂いは、いつまで経っても忘れることなく、永遠に記憶に残り、そして同じ匂いを嗅いだときに、思い出してしまうのです。
カーテンやファブリックなど元カノと同じ部屋の香り
元カノを思い出す瞬間として、「元カノと同じ部屋の香り」も挙げられるでしょう。
自分の家以外にお邪魔したときなど、自分の家とは違う部屋の匂いを感じた経験がアナタにもありませんか？
また、他人の服を借りたときなど、自分の匂いとは違うんだ、ということを実感したことがありませんか？
住む人によって、家の匂いや部屋の匂いは変わってきます。
元カノと付き合っていた時に、元カノの部屋によく行っていた場合には、元カノの家の匂いを嗅ぐ機会も多く、特別意識したわけではなくても、元カノの家の匂いが彼の体に染みついてしまっているでしょう。
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特に、クッションやカーテンやブランケットなどのファブリックは、その人その人の匂いがつきやすいです。
たとえ別れてから何年も時が経っていても、今その香りを嗅ぐことがあったら、瞬時に思い出してしまうでしょう。
元カノが忘れられない男性の特徴
決断力がなく、責任感もない
元カノが忘れられない男性の特徴として「決断力がない」「責任感がない」男性が挙げられます。
つまりは一言で言うと、「ナヨナヨした男」。
大事な時に、大事なことを自分で決めることができなかったり、なにかトラブルやピンチな出来事が起こった時に、相手に責任転嫁しようとしたり…。
恋愛面においても、自分主導で何かをするわけではなく、デートを決めるのも、食事を決めるのも、いつも彼女に任せきりなタイプは、元カノのことをいつまでもずるずると引きずりがちでしょう。
なぜかというと、何も「自分で決めることがない」から。
何事においてもしっかり自分の考えに責任を持って、その時その時決断する人は、後悔することが少ないです。
一方で、周囲に流され、相手に流され、「なんとなく」ダラダラとラクな方へラクな方へと責任も持たず、決断もせずに生きている人は、後々「あの時こうしておけばよかった」と気付いても後悔先に立たず。
例えば付き合っている彼女にフラれてしまった時にも、自分で良く考え決断せずに、流されるままに別れてしまった場合には、後々「やっぱり別れない方が良かったのかも…」などと、後悔しがちでしょう。
恋愛至上主義で、惚れやすく、依存体質なタイプ
元カノを忘れられない男性の特徴として、「恋愛至上主義」なタイプも挙げられます。何よりも、恋愛が第一優先。
付き合ったら、毎日LINEしたいし、電話したい。
休みの日は毎回デートしたいし、恋人が異性のいる場に遊びに行かないで欲しいし、恋人のことなら全部しりたい、などと、良く言えば一途、悪く言えば依存体質な男性は、元カノのことをずるずると引きずりやすいでしょう。
このタイプの男性は、頭の中の大部分が恋愛で占められています。
恋愛が上手く行っていないと、寂しくて、仕事や日常生活にも支障が出てしまうくらい。
そしてその寂しさは、恋愛でしか埋めることができないのです。
例えば新しい彼女が出来たり、新しい恋の予感があったとしても、その恋が上手く行っていないと、その寂しさや物足りなさを「他の恋」で埋めようとします。
新しい恋が上手くいっている時には元カノのことを思い出すことがなくても、上手く行っていないと、「元カノの時は良かった…」などと、元カノのことを思い出して、恋しくなったりしてしまうのです。
損得勘定で人間関係を選ぶ人
元カノを忘れられない男性の特徴として、「損得勘定で人間関係を選ぶ人」も挙げられます。
恋愛関係だけでなく、友達や同僚などすべての人間関係において「自分にとって、有利か？不利か？」で付き合う相手を選ぶ人、いますよね。
そんなタイプの男性は、いつまでもズルズルと元カノを引きずりやすいです。
なぜかというと、彼らは恋愛も損得勘定で選ぶから。
例えば極端な話、自分の会社のご令嬢とか、東京の一等地に土地を持っている地主の娘とか、自分にとって有益である女性ならば、「好き」「嫌い」という感情ではなく、損得勘定で選びます。
そのため、「好き」「嫌い」という「恋愛感情」が置き去りにされて、時に自分の気持ちが分からなくなってしまうのです。
例えば、今の彼女が自分にとって有益な存在で、付き合うことにしたけれど、元カノのことは、ただ純粋に好きだった。
もしくは、今の彼女のことは好きだからつきあったけど、前の彼女はお金を持っていて逆玉に乗れる可能性があった場合にも、「やっぱり元カノの方が良かったかもしれない…」などと、ときどき思い出しては、悔やむことがあるでしょう。
元カノが初恋の人や、初体験の相手だった
彼が元カノのことを忘れられないのは、元カノが「初恋の人」「初体験の相手」であるからかもしれません。
男性は、基本的に「初」とつくものを大事にします。
特に、「初恋の人」と「初体験の相手」は、生涯忘れずにいるでしょう。
試しに、身近な男性に「初恋の人はどんな人だった？」「初体験の思い出を教えて」などと質問してみてください。
皆、ハッキリと、細かく、当時のことを覚えていて話して聞かせてくれるはずです。
初恋や初体験の相手は、生涯たった一人しかいません。
その時点で、他の女性とは一線を画す、特別な存在なのです。
そのため、どんなに時が経った後でも、たびたび思い出し、切なくなったり愛しくなったりするのでしょう。
元カノがすごくいい女だった
元カノを忘れられない時の特徴として、「元カノがすごくいい女だった」ことも挙げられるでしょう。
外見がものすごい美人だったり、バリバリと働いてたくさんお金を稼いでいたり。
愛想が良く、友達みんなから好かれていたり、才能があって、活躍していたりなど、誰の目で見ても、秀でた女性と付き合っていた場合には、「やっぱり別れなければ良かった…」などと、いつまでも元カノのことを思い出すでしょう。
そしてまた、恋をすると誰もが、無意識のうちに今の恋人を昔の恋人と比べる傾向があります。元カノが今の彼女に比べてすごくいい女だった場合には、より思い出してしまうでしょう。
真剣に将来を考えていた
彼が元カノとの将来、つまりは結婚や人生計画を真剣に考えていた場合には、なかなか元カノのことを忘れられないでしょう。
例えば、婚約していたけど何かしらの問題があって、婚約破棄になった場合や、「この人となら一生一緒にいたい」と考えていた相手からフラれてしまった場合など、その当時真剣なキモチを持っていればいるほど、未練は残りやすく、いつまでも引きずりがちになります。
将来を考える相手ですから、それほどまでに好きだったということ。
今現在彼女がいるのに、元カノのことを思い出してばかり、ということは、今の彼女はまだ、それくらいまでに気持ちが盛り上がっていないのかもしれませんね。
元カノと理不尽な理由で別れた
元カノを忘れられないのは、理不尽な理由で別れたからである可能性もあるでしょう。
例えば、彼女が別の男と浮気して、一方的に別れを告げられてしまったとか、親に反対されて、無理やり別れることになってしまったとか。
突然連絡が取れなくなって、自然消滅してしまった場合にも、未練は残りやすいでしょう。
「失恋の特効薬は、新しい恋」と良く言うけれど、前の恋が消化不良の場合には、どんなに新しい恋をしても、昔の恋を忘れることはできません。
彼が元カノをよく思い出しているのは、彼の中で、キモチが納得出来ていない可能性があるでしょう。
元カノを忘れさせるために彼に対してすべきこと
「忘れて」は逆効果！でも正直に「忘れてほしい」は伝える
恋は忘れようとして、忘れられるものではありません。
ましてや誰かに「忘れて！」と言われて、忘れられるわけがないのです。
ですから、どんなに彼氏に元カノのことを忘れて欲しいと思っても、「忘れて！」と強要することはやめましょう。
あまりにムキになって言い過ぎると、彼は忘れてくれるどころか、逆にアナタとの仲が険悪になってしまう可能性もあるからです。
ただ、アナタのキモチをしっかりと彼に知っておいてもらうことは大切。
大切なことは、ハッキリ言わないと伝わりません。
「無理に忘れろとは言わないけど、やっぱり私は忘れて欲しいって思っているよ」などと、冷静な時に落ち着いて伝えましょう。
そうすれば、彼は寛大なアナタのキモチに感謝し理解して、きっとアナタのことをもっと好きになるはずです。
元カノのアイテムを彼と一緒に少しずつ処分する
元カノとの交際が長く、特に同棲などしていた場合には、彼の周りにたくさんの元カノのアイテムが残っている場合があります。
そんな時には、彼と一緒に少しずつ処分していくようにしましょう。
まずは、元カノの私物、元カノと一緒に使っていた日用品など軽いものから初めて、徐々に「写真」「ペアリング」「旅行先で一緒に作ったマグカップ」など、重いたいものへ移行していくと良いですね。
元カノと同棲していた場合、カーテンやベッドやソファーなども、一緒に選んだりして思い出が残っている場合が多いです。
もしアナタも同棲を始めるようなら、少々もったいない気持ちもあるかもしれませんが、「やっぱり、新しいものを二人で選びたいな」などと言って、元カノとの思い出の品は少しずつ処分していくようにしましょう。
自分らしい香りを探して、彼の中の彼女の香りを上書きする
彼に元カノのことを忘れて欲しいと思うなら、彼の中の「彼女の香り」を上書きできるような、アナタらしい特別な香りを探しましょう。
香りの記憶は、よりインパクトが強いものほど、記憶に残りやすいです。
でも、だからと言って強烈すぎて不快になるような香りはいけませんよ。
万人受けする香りでありながら、アナタの個性が際立つような、とっておきの香りを選びましょう。
彼の記憶を塗り替えたいのなら、やっぱり香りが強い香水が最強です。
普段香水をつける習慣がない場合には、これを機に自分のお気に入りの香りを探してみるのはいかがでしょうか。
シャネルの「チャンス」、ディオールの「ミス・ディオール」、イブサンローランの「モン・パリ」など、超有名で定番の香りはやっぱりみんな好きですし、人気なだけあってあらゆる場所で嗅ぐ機会が多いので、アナタの香りと印象付けやすいです。
香水の香りが苦手、という人は、アロマオイルもおススメです。
イソップなどの、自然を感じさせてくれるナチュラルな香りは、とても癒され誰もが好きな香りでしょう。
一緒に彼の心残りを解決していく
彼に元カレのことを忘れて欲しいと思うなら、彼と一緒に彼の心残りを解決していくと良いでしょう。
無理にわすれようとしても、忘れられるものではありません。
「元カノのことを話して、もっとキモチが元カノの方へ行ってしまうんじゃないかと不安」と思うこともあるかもしれませんが、実際はその逆です。
彼の心残りを聞いて、解決策を考えることで、彼のキモチは自然と浄化へと向かっていくでしょう。
アナタの感情が高ぶってしまわないように、話をするときはアナタのメンタルが落ち着いている時にすること。
「どんなことが心残りなの？」などと優しく質問して、彼が答えを導き出せるようなお手伝いをしてあげましょう。
彼と面白い事を一緒に体験したり、アナタとの「初体験」を増やす
彼に元カノのことを忘れて欲しいと思うなら、彼と面白いことを一緒に体験したりして、「初体験」を増やしましょう。
特に、人の記憶に強烈に残りやすい「非日常」的な初体験を一緒にすると、彼は後々もアナタのことをずっと忘れられなくなるでしょう。
一緒に旅行に行くのも良いですし、勇気がある人はバンジージャンプやスカイダイビングなどの絶叫系、お金に余裕があるならば気球やヘリコプターなどのラグジュアリーデートも良いですね。
重要なのは、「普通のカップルが絶対にしないようなこと」をすること。
そうすれば、彼の記憶にずっと残る、特別な彼女になることができるでしょう。
自分と元カノが比べられないように自分らしく過ごすこと
「元カノのことを忘れて欲しい」と思うのは、彼のことが好きだったら、当然です。
でも、元カノのことを気にしてばかりで、アナタがアナタらしくいられなかったら、アナタの魅力は半減してしまうでしょう。
「比べられて、元カノの方に行かれてしまったら…」と不安になる気持ちも分かりますが、今の彼女はアナタ。
自信を持つことを忘れないようにしましょう。
自信のない女は、誰の目から見ても魅力的ではありませんからね。
元カノも良い女だったのかもしれませんが、アナタには、アナタだけの良さがあります。
そんな魅力を最大限に発揮するためにも、元カノのことは、出来る限り気にしないようにして過ごしましょう。
彼との今が楽しくて、幸せで、満たされていれば、アナタも自然と、元カノのことが気にならなくなってくるはずです。
まずは、目の前にいる彼のことだけを見て、仲良く楽しくすごす努力をしましょう。
元カノの匂いで思い出しているなら「彼女の代わりにはなれない」アピールも
嗅覚は、他の五感とは違う、特別な感覚だと言われています。
人の記憶に残りやすく、また、最後まで残る記憶とも言われているのです。
そんな「香り」で、彼氏が元カノのことを思い出してしまうことが、時にはあるかもしれません。
やっぱり今カノとしては、思い出して欲しくないし、「やっぱり元カノが良いって思われたらどうしよう…」などと不安になってしまうこともあるでしょう。
でも、今の彼女はアナタですから、気にしすぎは良くありません。
「忘れて！」と無理強いしても忘れられるものでもありませんから、だったら「元カノと自分は違う」という、彼にとっての恋人の香りの上書きをする方が効果的でしょう。
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